アメリカの中国料理は?〜   Oct 23,  2007

日本でいう中華料理と、アメリカで言う、Chinese Foodは全くイメージが違う。

Chinese foodは、中華料理と訳さずに、中国料理といったほうがいいだろう。区別するために。

日本での中華料理というのは、高級感が漂っている。横浜の中華街で、円卓テーブルを囲みながら、高級料理を食べるというイメージもある。

でも、アメリカの中国料理は、すごくチープな、ジャンクフードに近い。それも、かならず、テイクアウト(持ち帰り)か、デリバリーである。

5ドルか、6ドルで、えびチリソースとご飯とかが食べられる。脂っこくて、とても健康的ではない。

さて、日本料理はどうなのか? 

マンハッタンには、すごい数の日本料理店がある。健康志向の日本食ブームもあるから、それに便乗した店も出てきている。

はっきり言って、日本料理をうたっている7割くらいは、中国人が経営している。中国人が、まあ、儲かるから、寿司をメニューに入れようという感じ。

だから、中国人の板前が寿司を握っている。日本語が通じないことが、多い。

メニューの前菜のところに、ほうれん草のおひたしとか、冷奴があれば、日本人による日本料理店であるが、まがい物がたくさんあるのだ。

ニューヨークに来てまで日本食を食べたい人も少ないのかも知れませんが、逆に、中国人の日本料理店を試してみるのも乙かもしれません。珍しいものみたさで、いかがでしょう? すごくチープな中国料理も、是非ものです!胃薬もわすれないように!

TM