キャンドルライトがまばゆい、クリスマスシーズン   December 22, 2007


世界的に、クリスマスシーズンに突入した。

この季節は、すごく速いペースで時が過ぎるが、ニューヨークをはじめ、アメリカでは、できるだけ家族と時を過ごそうと、懸命になる季節だ。

こうして家の暖炉に(あるところも最近は限られてきたが)、キャンドルをいくつも置いて火を灯すと、すごく、ロマンチックな、ホリデーの気分が高まってくる。

ニューヨークの気温は現在、マイナス2度〜5度くらいとなっていることを、しばらくの間、忘れさせてくれるのである。

これだけで、きっと体感気温は、2、3度くらいあがるだろう。

完全に省エネなのである。ガソリンが1ガロン3ドルを超えているから、これも重要なのだ。

さて、クリスマス、クリスマス。あと2日後にクリスマスイブが来るのだが、アメリカでは、日本と違ってクリスマスケーキをイブに食べる習慣がない。当日食べる習慣もないな…。

あれは、いったい誰が作り出したのだろうか。


でも、そのかわり、こっちでは、家族のみんなに何かしらプレゼントを買うという、クリスマスショッピングが徹底している。

こうして書いている間も友達から、クリスマスショッピングに付き合ってくれない?って誘われた。付き合ってあげたときに、クリスマスケーキの話を話したら、笑っていた。

特に、24日にクリスマスケーキを食べる意味がわからないというのだ。だから、25日に、クリスマスケーキが大安売りになっているのも知らない。

で、女の24歳は「クリスマスケーキ」と呼ばれるってことを説明したら大笑いだった。

「そんなむごいことを!」と言っていた。

クリスマスにアメリカでは家族で過ごし、教会にいって祈りをささげ、賛美歌を歌ったりする。ケーキのケの字もない。でも、日本のケーキなら美味いし、こっちでも受けそうだ。両方知っている私としては、教会に行って聖なる歌を歌い、ケーキも食べて祝いたいものだ。

来年こそ、素敵にな年になりますようにと…。

TM