極寒に震えるNew York?   January 20



ニューヨークが寒い。ちょっと前まで暖かかったのに、激変である。

なんと今日20日、日曜日の気温が華氏20度である。

水が凍るのは、華氏だと32度だから、12度も低いことになる。摂氏にすると、マイナス6度!!!!

風が強く吹いているので、天気予報を見ていると、体感温度はマイナス11度となっている。

実は、今さっき、外から帰ってきたのだが、何年かぶりに、指先が寒さでやられて、感覚がなくなってしまった。

今こうして書いているが、暖かい部屋にいるのに、指先が言うことを聞かず、タイプするスピードが普段の3分の1くらいになってしまっている。

もどかしすぎる!!!!

そういえば、12年間のニューヨーク生活で、寒いのは慣れたけれど、今回のは、ここ数年にないすごさだ。



いつも、地元京都の冬の寒さのほうがすごい(気温はNYのほうが低いが、体感温度のこと)といってきた。

あの京都の盆地の山から吹き降ろされる風と、地面からビシビシ伝わってくる底冷えは、ニューヨークの気温の低さを凌ぐ、というのが、私の率直な意見だ。

でも、ニューヨークの寒さがきつくなるのが、ハドソン川から吹き荒れる風があるときだ。そして、今が、まさにそうだ!



ハドソン川はマンハッタンの西側を流れる川で、ずっとさかのぼれば、ニューヨーク州の州都、アルバニーにいけるし、また、大リーグの殿堂「クーパーズ・タウン」にもいける。

そのハドソンは冬は、一部の水面が凍る。全部凍って、向こう岸のニュージャージー州に歩いて渡れることはないが…。

夏ならば、ハドソン側沿いにある、リバーサイドパークの森が防風の効果をもたらすが、冬の今は、全ての葉が落ち、木枯らし吹き荒れ状態だ。

リバーサイド・ストリート(最もハドソンの川沿い)に住んでいる私には、非常に厳しい問題だ。



このままだと、自然冷凍庫状態である。

バナナで釘が打てます!?というのが、果たして本当かどうか、確かめられそうだ…。

TM